ハゲ対策5年間と海外植毛の体験から中国と日本の植毛事情を比較していきます。
それでは行ってみましょう。
【質問の要旨】日本と中国の植毛事情を比較してほしい
中国での手術の安全性、定着率の情報を知りたい。金額面以外の中国での植毛の利点・欠点を理解したい。
【前提共有】比較する際の前提情報の理解
私YJは22歳から5年間ハゲ対策を続け、ハゲ対策を2度の挫折(①市販の薬、②クリニックの治療)ののち、中国の自毛植毛手術でハゲを克服。中国のクリニックは衛生面、安全面、実績そして値段にこだわり、選定しました。
5年間のハゲ対策の活動の中で入手した情報や肌感で日本と中国について比較していきます。
【金額面】ズバリ自毛植毛の料金相場は?
- 日本★☆☆☆☆
- 中国★★★★★
金額比較は単純明快なのでさらっと流します。
「自毛植毛をFUE法という業界の最新の植毛術で2,500株植毛する場合」という共通軸で比較します。
- 日本相場:300〜400万円
- 中国相場:95万円前後
計算式 = 基本治療料 + (株数 × 株単価)
金額面は明らかに中国が良いです。 ちなみにお隣の韓国は中国よりも相場が10万円程度高く、タイですと中国と同等か若干安いです。インドですと鼻血が出るくらい安いw
ぶっちゃけ、実際いくらかかったのか?
私の植毛費用の実際の金額内訳は以下の記事からご覧ください。
【技術面】中国の先生って腕は確かなの?
- 日本★★★☆☆
- 中国★★★☆☆
植毛の手術は大きく分けるとFUEとFUTの2つがあります。FUEが新型、FUTが旧型の施術と考えてもらうと理解が早いです。
FUTは安いけど、縫合した後には、細い線状の傷痕が残ります。後頭部を長方形に切り出して植える毛根を用意します。
FUEは少し高いけど、傷はほとんど残りません。後頭部からストローのような筒状の器具で毛根を1株ごとくり抜きます。
しかしながら、新型のFUEは技術的に難しいわけではなく、世界的にも今やFUEが主流です。基本的にどこの国でも技術の差はほぼ無いので同等と判定しました。 逆にFUTを勧めるクリニックは警戒が必要かもしれません。
【衛生面】日本の方が衛生的に安心できるでしょ?
- 日本★★★★☆
- 中国★★★☆☆
安全面は国単位の比較ではなく、クリニック同士の比較が良いと思います。
当時の私も中国のクリニックの安全面は心配だったのでかなり注力してクリニックを選んだのを覚えています。最終的に安全面、衛生面は高水準のクリニックで手術を受けました。その代わり中国の他クリニックよりも手術代が若干高かったです(それでも日本より4倍程度安かった)。
また、おもに女性をターゲットにしたクリニックでしたので院内もかなり綺麗でした。 中国と日本という大枠では日本の方が安全そうに見えますが、私が受けた中国のクリニックのように安全な所があるので比較としては、若干日本優位〜同等と判定しました。
【定着率】中国で植毛してもちゃんと生えてくるの?
- 日本★★★☆☆
- 中国★★★★☆
自毛植毛をFUE法で2,500株植毛する場合という共通軸で比較します。 両国の植毛手術をする場合のトレンドが決め手だと思います。
日本のトレンドは頭を全剃りせずに髪の毛を残した状態での手術を勧めるケース。
中国のトレンドは頭を全剃りして手術を勧めるケース。
基本的に髪は汚いものです。植えたての髪は非常にデリケートなので汚いものが近くにあったり、触れたりすると化膿したりするので定着率という観点ではリスク要素になります。
将来の自分の事を真剣に考えるのなら全剃り一択ですが、世間体や見栄を配慮する優しいクリニックが日本には多いので(実際に私の日本の植毛仲間は全剃りしていない人がほとんど)、定着率は中国優勢と判定しました。実際、手術前に中国の先生からは全剃りしないと定着率が良くならないぞと脅されましたw。
つまらないトラブルや後悔を避けるためにも全剃りをお勧めしますし、定着率に拘るなら全剃りを受け入れてください!!!
術後半年間を我慢するか、人生を我慢するか。私は前者を選択し、術後半年間のビジュアルや世間の目を捨てました。 #peing #質問箱 https://t.co/DyF2DXmGtU
— 植毛後ハゲリーマン (@youngjet190417) 2019年3月24日
全剃りした私は、定着率95%程度で1年後も生え続けています。
【言葉】中国の先生に要望を伝えることは出来るのか?
- 日本★★★★★
- 中国★☆☆☆☆
言葉は明らかに日本優勢です。
細かい要望などは外国語で伝えるのはとても難しいです。患者が単身で海外のクリニックに行くのは、爆弾でしかありません。私はたまたま彼女が中国人で日本語含め多言語話せるので、手術に同席してもらい、要望を細かく伝えることが出来ました。多言語操れる人が同席するなら言葉の差は無くなりますが、基本的には日本優勢が揺るぎません。
ただし、手術は1回で終わりますし、通院とか無いので手術する時だけ多言語話せる人が同席すれば差にならないと思いますね。
【まとめ】植毛比較軸は他の体験者様からも集めよう
お読み頂きありがとうございました。クリニックを選ぶ際にこのような比較軸で比べていきましたが、一つの意見として受け取って頂けますと幸甚です。
ぜひ、他の植毛体験者様の比較軸も参考にしてみる事をお勧め致します。最近はtwitterでもyoutubeでも体験談を公開している方がいらっしゃいます。
ただし、クリニックの先生に聞くのはどうせ自分のクリニックがいかに素晴らしいかという結論にならない気がするし、クリニックの稼働率の観点からも「早く決断してくれたら割引しますよ」と揺らされることがオチなので、まずは体験者様たちから情報を集めるのが良いと思います。