2ヶ月目の体験談をご紹介していきます。
この記事では、中国での植毛手術から2ヶ月経過した様子にフォーカスして書いています。 術後2ヶ月あたりから必ずやってくる「初期脱毛」を動画で確認して下さい。
それでは行ってみましょう。
【変化】自毛植毛した2ヶ月後に何か変わったことは?
初期脱毛ってやつです。
ハゲ対策として中国で自毛植毛し、 2ヶ月ほど経過すると髪を植えた生え際はそんなに髪が伸びてない、むしろ少し抜けているのではないかといった現象に遭遇します。生え際以外は丸刈りの頃に比べて順調に伸びているのに、植えた所が伸びるのが遅かったり、抜けたりして全体的に生え際のあたりだけ少し物足りない印象の頭になってきます。これは初期脱毛と呼ばれる現象です。
術後2ヶ月後あたりは心穏やかではありませんでした。初期脱毛のメカニズムを知っていても、生える仕組みを知っていても当人として初期脱毛を体験すると、精神的に少し来るものがあります。鏡を見るたびに心許なくなった生え際に戸惑う日々が続きました。
髪が抜けている、手術が失敗した様にも見えますが、でも大丈夫。初期脱毛は必ずやって来るものだ!と自分に言い聞かせ、ヘアサイクルの成長期が来たら植えた箇所からも元気な髪が必ず生えて来ると自分に言い聞かせました。初期脱毛・ヘアサイクルの仕組みについては次項で説明します。
【初期脱毛】ヘアサイクルの仕組み・初期脱毛ってどのくらい抜けるの?
この項でヘアサイクルの仕組みと初期脱毛の原因を紹介した後に私の2ヶ月目の体験談を踏まえて実際にどのくらい抜けるものなのかをご紹介します。
まず、髪にはヘアサイクルというものが存在します。
成長期は髪が成長しどんどん伸びていく期間。
正常状態ですと2〜6年ほど期間が続きます。
また、通常は頭皮の90%が成長期の状態で存在しています。
退行期は髪の成長が止まって、抜け始める期間。
正常状態ですと2週間くらいです。
休止期は髪が抜け、毛根が休み、次の成長期までの準備期間です。
正常状態ですと3〜4ヶ月続きます。
髪は抜けたり、生えたりを繰り返しながら存在しています。 古い髪の毛が抜け落ちると、毛根にまた新しい成長期の髪の毛が生まれ、毎日少しずつ伸び始めるのです。 成長期、退行期、休止期を繰り返す様子を「ヘアサイクル」と呼ばれています。
次に初期脱毛の仕組みです。 先ほどヘアサイクルの話をしましたが、
植毛直後の髪の多くは、退行期からヘアサイクルがスタートします。
退行期から始まるという事は、次は休止期、その次は成長期に入ります。
植えたての髪の毛根はしっかり残っているが、ヘアサイクルの周期的に退行期から始まってしまうため、いかにも「抜けている、手術が失敗した」様なビジュアルになってしまいます。
毛根は残っているので安心してください。
そして次に実際どの程度抜けたのか?を紹介します。
巷の情報では、半分以上抜けるとかほとんど抜けるといった情報がたくさんあって、自分もどのくらい抜けるか恐怖を感じていましたが、蓋を開けてみたら半分くらいで恐るるに足りませんでした。
植えた髪が全てが退行期からスタートしたのではなかったり、退行期だけど抜けずに刺さったまま頑張ってくれていたのかもしれません。
【周りの目線】初期脱毛の時期に周りからどう思われる?
ヘアサイクル、初期脱毛の仕組みを理解して、一時的に抜けることを受け入れていましたが、周りからの心ない発言には注意が必要です。
初期脱毛があって。。。
今が2ヶ月目で。。。
半年も過ぎたらちゃんと生えて来るよ〜(説明めんどくさ〜)
実際どのくらい微妙な生え際だったかは、こちらの動画で確認してください。
遠くから見たらそんなに気になりませんが、近くで見るとやはり生え際だけなんだか寂しい印象を受けます。
周りの人全員にヘアサイクルとか初期脱毛とかの説明するのが大変めんどくさかったのでこの時期は、自分の毛根やヘアサイクルをひたすら信じて待つしかありませんでした。
【まとめ】
いかがだったでしょうか?
2ヶ月目の体験談では、術後2ヶ月あたりから必ずやってくる「初期脱毛」についてメカニズムを含めてご紹介しました。
術後2ヶ月目あたりからは人生の暗黒期と割り切って頭と過ごしていくしかありません、変にストレス溜めてしまって生えるものも生えなくなったら目も向けられませんので、この期間は心おだやかにお過ごし下さい。