0ヶ月目の体験談をご紹介していきます。
0ヶ月目のこの記事では、中国での植毛手術の様子、当日の過ごし方にフォーカスして書いています。
それでは行ってみましょう。
【きっかけ】そもそもなぜ海外に植毛しに行ったのか?
ハゲ対策歴5年、AGAで2度の挫折をしたYJ(26才)が最後に選んだのは「海外自毛植毛」する事でした。自毛植毛する事に興味を持ち始めた頃、日本のクリニックの植毛価格相場を見て絶望しました。リサーチの結果、私のM時ハゲを克服するためには大体2,000〜2,500株くらい必要そうなことが分かっていましたが、その株数ですと300〜400万円くらいが相場でした。
ぶっちゃけ当時の私は通帳の中に現金が70万円程しかなく、日本では無理だなと思い、中国に活路を見出しました。中国の相場感は大体95万円前後で日本よりも3〜4倍安いです。ですが、若干足りなかったので、姉から足りない分のお金を借りて植毛資金を用意して手術しに行きました。
【旅程】海外植毛のスケジュールは?
事前に中国のクリニックにWeChat(日本でいうLINEのようなもの)でメッセージ送って予約して、飛行機に乗って中国に出発。
2018年の5月のGWに2泊3日の旅程で行きました。
- Day_1
12:00-15:00 日本(東京)→中国(上海)✈️
16:00-19:00 晩御飯と近場の観光
20:00-21:00 クリニックの近くまで移動
23:00 ホテルで就寝
- Day_2
9:30-10:00 クリニック移動
10:00-10:30 手術の事前説明・お支払い
11:00-20:00 手術
21:00-21:30 ホテルまで移動
23:00 ホテルで就寝
- Day_3
9:30-10:00 クリニック移動
10:00-10:30 包帯の取り替え・術後確認
13:00-14:00 空港まで移動
15:00-18:00 中国(上海)→日本(東京)✈️
Day_1 上海の空港到着
Day_1 晩御飯
Day_1 クリニックの近くまで移動してホテルへ
Day_2 クリニック到着、これから手術を受ける
Day_2 実際の手術の様子
日本で植毛する場合は日帰りまたは1泊2日で手術が完了するらしいですが、海外で植毛する場合は飛行機の時間があるので、2泊3日が最短でした。
また、手術時間は植えたい株数によって変わりますが、私は、2,500株で9時間かかりました。10時間以上かかると体に負担かけすぎるのでこの株数が限界なことを先生がおっしゃっていました(もしくは、クリニックの営業時間的に限界なのかも)。
【内容確認】自毛植毛の株数や手術金額は? FUEって何?
私の実体験から手術内容と料金と手術時間をご紹介致します。
(注1)日本のクリニックでよくありがちな「モニター割引」といったものは、中国のクリニックで使っていません。術後の写真や動画を中国のクリニックに送る必要もありません。
(注2)日本のクリニックと下記料金を比較する場合はモニター割引する前の金額を比較対象としてください。
合計金額 = 基本治療料 + (株数 × 株単価)
93〜98万円= 10万円 + (2,500株 × 330〜350円)
(料金は為替レートやクリニックの方針によって前後しますので参考金額とみなして下さい)
時間の内訳は後述
先生とWeChatで話していた通り、こちらの内容で承諾し、お支払いしました。
FUT法は後頭部をメスで広範囲にまるごと切り出して毛根を用意しますが、
FUE法はストローのような器具で1株ごと入手する方法になります。
前者は縫合した後には、細い線状の傷痕が残りますが、手術費用が安いです。
後者は傷がほとんど残らないですが、若干費用が高いです。また、FUEは腕の悪い医者だと毛根を切断しながら毛根を入手しがちになりますので、定着率が高くならないので注意が必要です。
【手術準備】植毛の定着率を上げるためにした事は?
料金支払いした後は、髪の毛を全剃りしていきました。 定着率の観点から周りの髪の毛を生やしたまま植えるよりも、全剃りして植える方が定着率が高いとのことを先生がおっしゃっていましたので、将来の自分のためだと思って鋼の心で全剃りを受け入れました。
植毛後1年後の現在、定着率95%程度で生えています。
日本のクリニックですと、見た目や見栄などを考慮して全剃りせずに手術する優しいクリニックが圧倒的に多いですが、果たしてその優しさは患者ファーストの考え方だろうかと疑問になります。 髪の毛は汚いものですので、植えたてのデリケートな箇所に汚いものが近くにある、触れるリスクを排除するために全剃りすることを良しとする考えを押し付けてくる中国の先生はもしかしたら患者ファーストの考え方だったんじゃないかと今では思います。
術後半年間を我慢するか、人生を我慢するか。私は前者を選択し、術後半年間のビジュアルや世間の目を捨てました。 #peing #質問箱 https://t.co/DyF2DXmGtU
— 植毛後ハゲリーマン (@youngjet190417) 2019年3月24日
術後半年間を我慢するか、人生を我慢するか。
全剃りの様子はこちら
【手術の様子】実際の植毛手術は何するの?麻酔は痛い?
手術時間は9時間と先ほど触れました。9時間の内訳は以下の通りです。
【Start】
- 3時間: うつ伏せで、麻酔を刺し、後頭部から2,500株の毛根を抜く。
- 1時間: 休憩と株の準備。
- 4時間: 仰向けで、生え際に株を植えていく。
- 1時間: 休憩。
【End】
後頭部や生え際周りに麻酔を刺しましたが、痛みはほとんどありませんでした。手術中も気がついたら眠っていたので、激痛に怯える9時間では無いので安心して下さい。気がついたら手術が終わっています。
【まとめ】
いかがだったでしょうか?
0ヶ月目の体験談では、手術当日の様子を中心にご紹介しました。
私が手術したクリニックは女性のお客様が圧倒的に多いクリニックでしたので、院内もかなり綺麗で衛生面も大変満足のいくものでした。
そして、中国人の彼女も手術に同席してくれたお陰でクリニックの先生との意思疎通もスムーズでしたし、安心感を持って手術を受けることが出来ました。
何度も通院が必要な育毛治療と根本的に異なる自毛植毛は、たった1度の手術で完結します。安全なクリニックであれば、手術受ける国は何処でも良いなと強く感じました。
Day3 上海空港から羽田空港へ